OLYMPUS

OLYMPUS

OM
Workspace

概要

フォトグラファーのさまざまなワークフローに対応した、画像編集ソフトウェアです。自由な画面レイアウトや高速なRAWプレビュー表示、多彩なRAW編集機能など画像の選択から仕上げまでプロ写真家のニーズに応える機能に徹底的にこだわりました。

動画で機能紹介を見る

画像データの選別を強力にサポート

連写画像をグループ表示する機能

大量の連写を含む画像群を一覧しやすくするため、連写をレリーズ毎のグループにして表示する機能を搭載しました。
「連写画像をまとめて表示」 をオンにすることで、連写画像がそれぞれのレリーズタイミング毎、つまりシャッターチャンス毎にまとめて画像を表示され、撮影画像の一覧性を向上させ探したいシーンを見つけやすく表示できます。
また、それぞれの連写画像群上に表示された「>」のボタンをクリックすることで、その連写グループのみを展開できます。

連写画像のピント状態を素早く判定するピントアナライザー

連写で撮影したそれぞれの画像群の中で、ピントの状態の優劣を判断し、並べ替えを行うピントアナライザー機能を搭載しました。
大量の連写画像からもピントチェックの負担が軽減されます。
撮影時のAF枠でのピント判定に加え、画像の任意の位置でピント判定を実施するための位置及び範囲指定も可能です。
指定した判定位置・範囲は、画面内で被写体が移動していても画像解析により同様な位置・範囲を自動的に追尾します。
このピント判定結果を利用し画像にレーティングを付与すれば、ブラウズ画面上でレーティングで絞り込み表示することができ、画像選別の負荷を軽減できます。

並び順は、グループ内の相対判定による順番となります。
ピントの合っていない(ぶれている)画像ばかりの場合でも、その中での並びになります。

ワンクリックで等倍表示が可能

ピントやディテールを確認したい場合、その位置をクリックするだけで等倍表示に切り替わります。表示倍率の変更も可能です。

通常表示

等倍表示

ライトボックス機能でベストショットをセレクト

モニター上に複数の画像を同時に表示して、表示位置を同期させながら拡大して比較できます。

5段階のレーティングに対応

優先度や重要度にあわせて、撮影データに5段階のレーティングを設定できます。レーティング別に絞り込んで表示できます。
OM-1 Mark II、OM-1で設定したレーティングも反映されます。

プロユースに対応した高度なRAW現像・編集機能

豊富な編集機能

回転・反転/トリミング・傾き補正/露出補正/ホワイトバランス/色調整(彩度・輝度・色相)/明瞭度/かすみ除去/トーンカーブ(レベル補正)/ハイライト&シャドウ/コントラスト/彩度/階調補正/アートフィルター/カラーフィルター/シェーディング補正/歪み補正/Fisheye補正/デジタルシフト/シャープネス/アンシャープマスク/赤目補正/Fisheye補正/動画編集(結合・カット・切り出し)
仕上げを行うための豊富な編集機能を備えています。

  • ハイレゾショットのRAW現像は、8GB以上のメモリーが必要です。
  • 一部のパラメーターは、RAW現像時に適用されません。
  • 動作条件によって、RAW現像に時間がかかることがあります。

編集内容の自動記録、編集内容のコピー、貼り付けが可能

RAW現像・編集内容を自動記録します。保存の手間なく編集内容が反映されます。簡単に編集前のオリジナル画像に戻すことも可能です。また、RAW現像・編集内容をコピーして、選択した画像に貼り付けることができます。貼り付け時に編集内容を選択できるので便利です。

強力にノイズを除去できる AIノイズリダクション

ディープラーニングを使用し、高感度で撮影した画像に最適なノイズリダクションを適用する機能です。
OM-1 Mark IIのみならず従来機種*1のRAWファイルにも適用可能で、よりノイズの少ない画像を生成できます。
AIノイズリダクションでは以下のパラメーターが設定可能です。

  1. 1.モード:解像度優先、ノイズ除去優先 から選択可能
  2. 2.強度:ノイズ除去強度の調整可能
  3. 3.偽色抑制
  4. 4.暗部色抑制:暗部に残る低周波ノイズを軽減
  • 1 OM-1、OM-5、E-M1X、E-M1 Mark III、E-M1 Mark II、E-M5 Mark III
  • 本機能は、以下の画像には効果がありません
    1:ISO 800未満で撮影された画像
    2:ライブND、ライブGNDの画像
    3:多重露出で撮影された画像
    4:カメラの再生メニュー「画像合成」により生成した画像
  • 実行可能なPCに制限があります。対応表を参照ください。 詳細はこちら
  • 別途、OM Workspace の[ヘルプ] メニューの[AIノイズリダクションのダウンロード]より「プログラム」とカメラに応じた「データ」のダウンロードが必要です。

高速にRAW現像処理をする USB-RAW編集

PCと対応カメラ*1をUSB接続することで、高性能な画像処理エンジンを使用して高速なRAW現像が可能です。OM-1 Mark II、OM-1では、編集パレットを使ってOM Workspaceに搭載しているRAW現像のパラメーターをすべて(AIノイズリダクションを除く)適用できます。

  • *1対応カメラ:OM-1 Mark II、OM-1、E-M1X(ファームウェア ver1.1以降)、E-M1 Mark III、E-M1 Mark II(ファームウェア ver3.0以降)
  • 2台のカメラを同時に接続してUSB RAW編集をすることはできません。
  • 撮影したカメラと違うRAWファイルの現像はできません。

E-M1X(ファームウェア ver1.1以降)、E-M1 Mark III、E-M1 Mark II(ファームウェア ver3.0以降)の場合

  • 接続したカメラに挿入しているSDカード内のRAW画像もOM Workspace上で編集可能です。
  • 保存フォーマットはJPEGとなります。
  • USB RAW編集に移行した際は、編集ウィンドウで設定されていた編集内容は引き継がれません。

  • 写真はイメージです。
  • モニター画面は、はめ込み合成です。
  • 仕様は予告なく変更することがあります。